物流業界の将来

無人の自動倉庫に向かいつつあるというのはニュースでご存知かもしれません。

 

また、いきなり無人とは言わないまでも、人件費削減、安全性向上などのメリットのある方向へ進んでいきます。

 

そのようなシステムを導入しやすいのは、新設倉庫です。

 

Amazonビックカメラ、モノタロウのニュースでこのようなものがありました。

 

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人間は同じ場所に居て、棚が自分で動いてきて、到着したら物を取り、

 

取ったら、棚が帰っていく、というものです。

 

棚と言っても、正四角柱(底面が正方形の直方体)の下に4つの脚があり、

 

その下にルンバのようなロボットが侵入し、

 

自動車の掃除のときのように下から数センチ持ち上げ、

 

4方向に動いたり、90度ずつ回転します。

 

90度というのはもちろん、棚が4面あるためです。

 

人と人がぶつかることがないため安全で、

 

人件費よりも電気代の方が安いため、経費が抑えられます。

 

AGVといって、QRコードと同様に物流倉庫に入り込んでいっています。

 

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今後はこのようなシステムに慣れていく、もしくは

 

その先を見据えて技術を調べると良いかもしれません。

 

 オーストラリアの事例で、直方体のコンテナを3次元的にすきまなく

 

収納できる方法があるそうです。

 

映画のキューブを彷彿させますが、空間の節約につながると思います。

 

紹介動画内での、下段のコンテナを取り出すときの他のコンテナの移動手順が気になります。

 

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どのような手法にしても、アルゴリズムが適切であることが前提です。

 

 

また、人が倉庫の自動化に慣れるを飛び越えて、

 

ほぼ自動化が実現されている倉庫もあります。

 

 

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オリコンのサイズや形状は一定であり、

 

内容物も含めた重量の範囲も一定です。

 

そのため、地震などが無ければ機械の操作でエラー、異常事態が起きにくく、

 

人が行うよりも、速く、安く、正確に完了できるでしょう。

 

また、上記の動画にあったような、オリコンを4つ、一気に持つなどの

 

効率化も実現できます。

 

人が居ないことで、安全でもあります。

 

アパレル倉庫の場合、多少の衝撃も許されていることもあると思いますが、

 

商品への丁重な扱いも将来的には期待できるのではないでしょうか。

 

例えば、本や生物、植物、温度に弱いチョコレート、衝撃に弱いケーキなどなどあります。

 

以前、生ケーキ(?)を物流業者に運んでもらって、中身が・・というTweetがありましたが、

 

これを配送も含めた機械化で解消できれば、人間超えもいいとこです。

 

まだまだ、不定形の商品や、機械も計算ミス(商品サイズに応じた梱包の箱のサイズ)

 

への対処などあるでしょうが、人による単純作業の移行(知的産業への移行)は進むと思います。

 

 

 

 

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そして、自動倉庫、無人倉庫への移行についてですが、

 

自動倉庫の設計は、はじめから人を除いた形から始まるため、

 

何かというと、新設倉庫ができた時点で作業の人員が不要となります。

 

既存の倉庫がコンクリなどの老朽化で閉鎖になったりして、

 

どこかに新しい倉庫ができたとしても、そこは無人倉庫であり、

 

いつの間にか倉庫内作業の求人は減っていくという段階にあると思います。

 

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